教育施設向け

学校の掃除を業者にお願いしよう!清掃業者の選び方やメリットは?詳しく解説

教育施設向け

近年、学校や病院、オフィスや飲食店などの清掃を、プロの清掃業者に依頼することが増えてきました。
つい数年前までは、学校では生徒と先生、オフィスでは働く社員が清掃を行うことが当たり前の時代でした。
しかし、時代の変化とともに「清掃」に対する認識も変わってきています。

そこで、今回は、学校の掃除をお任せする清掃業者の選び方のコツやメリットについてご紹介します。

近年の掃除問題とは?

学校で生徒や先生が掃除をすることは、本当に教育や会社にとっていいことなのかということは、近年考え直されている傾向があります。
ここでは一体、どのような問題が起きているのかについてご紹介します。

少子化に伴う掃除問題

少子高齢化に伴い、学校の生徒数は減少傾向にあります。
以前は生徒数も多かったので、学校清掃の際はいくつかのグループにわかれて、ひとつの場所に何人もの生徒で掃除をしていました。

しかし、現在では、限られた時間内に掃除が終わらず、隅々まで掃除がいき届かなくなるという問題が出ています。
また、英語やダンスなど学ぶ教科も増えたことによる、授業時間の確保も、教職員の頭を悩ませています。
そのような中で、掃除時間を毎日とることは難しいのです。

働き方改革

病院や施設、そしてオフィスの掃除なども同様ですが、以前は先生が学校に来て、掃除をした後に朝礼を行うといったところが多くありました。

しかし、学校に来てから業務に取りかかるまでに1時間くらい要してしまうことがあり、
残業削減や働き方改革のひとつとして、掃除を全員で行う必要があるのかという問題が起きています。

 

清掃業者を選ぶときのコツ

それでは、学校で清掃業者にお願いするときの、「選び方のコツ」についてご紹介します。

学校に特化した業者かどうか

清掃業者といっても、学校やその施設などに特化した業者かどうかは、選ぶ上でとても重要です。
店舗のように閉店中に掃除をするわけではなく、学校では生徒が、施設では施設利用者などが生活をしている中での清掃になります。

ゴミ箱の掃除やトイレ掃除などは、特に使用している生徒や施設利用者に配慮しながら行う必要があるので、
学校や施設での清掃実績があるかどうかをチェックしてください。

見積書が細部まで提示されているか

いくつかの相見積もりを出すことになりますが、各社の見積書を照らし合わせ、清掃項目や価格をしっかりと確認する必要があります。

例えば、エアコンに関して、室内機と室外機両方含まれているのか、トイレ掃除は換気扇まで含まれているのか、
または、オプションになるのかなど、見積書の詳細について確認しましょう。

口頭でもしっかりと説明してくれる業者であれば問題ありませんが、「多分大丈夫です」などと曖昧な場合は、注意が必要です。

スタッフ教育の質の高さ

清掃業者のスタッフ教育も、選ぶ上で大切なポイントとなります。
サイト上にて口コミサイトをチェックしたり、問い合わせをしたときの電話対応を受けたりするだけででも、その会社の教育レベルがわかります。

気持ちのいい対応をしてくれるか、いろいろな部署にたらい回しにされないかなど、問い合わせをしたときにも注意して見極めましょう。

レスポンスの早さ

レスポンスの早さはとても大切です。
メールであれば、翌日までに返信がないと、あまり誠意が感じられません。
基本的にビジネスでは、メールは24時間以内に返信することが優良と言われています。

問い合わせに対して2日も3日も何も連絡がないという業者ではなく、すぐに返信がくる業者を選ぶようにしましょう。

 

プロにお願いするメリットは?

最後に、プロにお願いすることでのメリットについてご紹介します。

床面・カーペット清掃の必要性&プロに任せるべき理由

床面は日々の拭き掃除だけではなく、ワックス剥がしをしてワックスを塗る作業をしていましたが、膨大な時間と手間がかかります。

また、カーペットや絨毯は、見た目はきれいだとしてもダニなど、
目には見えない害虫がいることもあり、アレルギー反応が出てしまうことがあるのです。

清掃業者に依頼すると、専用掃除用具でこまめに掃除してくれるので手間も減り、常に清潔な床面を保てます。

エアコン分解洗浄の必要性&プロに任せるべき理由

エアコンのフィルター掃除は各々でできますが、学校ではとくに何十台ものエアコンがあるので、すべてのフィルターを掃除するのは困難です。

また、温暖化に伴い、夏の気温は上がる一方なので、厳しい暑さで空調機は壊れやすくなっています。
定期的に分解清掃や水抜きをすることで、カビの防止や故障防止にもなります。

除菌抗菌を清掃会社に頼むメリット

新型コロナウィルスが蔓延したことで、「除菌・抗菌」という言葉を日々耳にします。
コロナ前よりも、きれいな空気を保つことや除菌することに対して、多くの人が敏感になっているのでしょう。

専門技術のない人が除菌や抗菌をおこなうのには限度があり、掃除の前や後に消毒をする手間もかかります。
菌を減らす除菌や、菌の繁殖を防ぐ抗菌のどちらもプロにお願いすることで、日々安心して本来の業務に集中できます。