店舗やオフィスの床にしみついた汚れには、いくつかの種類があります。
汚れと言っても原因によって、タイプも異なり、クリーニングの方法も異なってきます。
今回は、そんな店舗の床にできる汚れの中で、黒いシミができる原因、見分け方や対処法についても見ていきましょう。
店舗やオフィスの床に汚れが付く原因とは?
お店やオフィスのフロアは、お客様や勤務しているスタッフ、取引業者等、毎日たくさんの人が何度も何度も行き来しています。
さらに飲食を提供しているお店の場合には、調理で出た食べ物カスの落下、油ハネ、食器を洗った時に水ハネ等によって、多くの汚れが付きやすい状態になっていて、キッチンもホールもフロアに汚れがたまっている可能性があります。
汚れはどのようなトラブルにつながる?
店舗やオフィスの床に付いた汚れを除去することは、美化という面でも、衛生面でももちろん大切なことです。
また汚れを放置したままにしておくと、汚れが床にくっついてしまい、クリーニングしても除去しにくくなります。
細菌の増殖するための温床にもなってしまいます。
さらに、汚れが蓄積するとぬめりが起こってしまいます。
さらにお客様が転倒してしまう事故につながる危険もあるため、フロアクリーニングはとても重要なものです。
フロアクリーニングでは、汚れによってクリーニングの方法違ってきます。重要となる汚れの原因についてご紹介します。
床の黒い汚れの原因とは?
店舗やオフィスのフロアに黒い汚れが見られるのは、どういった原因が考えられるのでしょうか。
黒カビ
キッチンの床の水濡れをそのままにしておいたり、雨の日等に出入りしたお客様やスタッフの靴に付いた水がフロアに付いたりしたことが原因で、カビが生え黒い汚れとなります。
また、キッチンがコンクリートでできている店舗の場合、長年使っていると、コンクリートのへこみが生じることもあります。
へこみ部分に水がたまることで、カビの原因となることもあります。
カビの黒い汚れは、床材の深い部分まで影響することもありますので、早めに除去する必要があります。
ワックスの劣化
フロアを保護するためにワックスかけをしている場合、使っているワックスが劣化することでも、黒い汚れの発生につながります。
ワックスは経年によって、保護している表面が少しずつ削られていき、劣化していきます。
劣化した箇所に汚れが付着して、黒ずんでしまいます。
またスタッフが履いている靴によるキズや、車輪付きのチェア、台車の車輪等でワックスにキズができ、黒いラインのような汚れの原因ともなります。
油汚れ
飲食店のキッチンでは、油汚れや、食べ物に含まれている油分が床に付くことも多くあります。
またキッチンの床についた油分は、スタッフの靴の裏にも付くことで、ホールにも油汚れが広がります。
直接油をこぼさなくても、調理をしている時の煙に含まれた油がホールにも広がって、結果として店全体のフロアの油汚れにつながることもあります。
飲食店ではない店舗やオフィスであっても、スタッフの休憩時や会食等で、フロア内で食事をとる時に油ものを食べこぼしてしまった、ラーメン等のスープに含まれている油が飛び散ることで、フロアが油で汚れる原因となってしまいます。
フロアの汚れを落とすポイントとは?
オフィスや店舗のフロアの汚れを効果的に落とすためのポイントについて見ていきましょう。
できるだけ早めに対応する
フロアの汚れは時間が経つと、どんどん落ちにくくなってしまいます。
飲み物をこぼしてしまった、油が跳ねて付いたことに気付いたら、できるだけ早めに掃除をして対処することが必要です。
汚れだけでなく、隅にたまってしまいがちなホコリも放置していると、水や油がしみ込んでいき、取れないシミの原因となります。
キッチンの掃除方法
キッチンを清掃する場合は、アルカリ性の洗剤を床にまき少し放置すると効果的です。
またフロアに大量の水を流さないようにしましょう。さらに目立つ汚れは、ブラシなどを使ってこすり洗いをします。
最後は水切りを丁寧に行います。
多すぎる水は、細菌が増える原因となります。また、キッチンにある設備が腐食する原因ともなります。
4.まとめ
オフィスや店舗のフロアを清潔に保つためには、日ごろのこまめな清掃はもちろん大切ですが、スタッフだけでは掃除が行き届かないところがある、取り切れない汚れがある等の悩みもあるでしょう。
また、フロアのワックスの汚れは、専用の機材を使い、ワックスを均等に削って磨くことで汚れを取ることが必要となるため、普段の清掃で除去できるものではありません。
専門業者にクリーニングを依頼することで、清潔なフロアを保つことができます。
「株式会社ワークイノベーション」では、最新機器とベテランスタッフによって、床の汚れに適した清掃を行っています。
黒い汚れをはじめとして、飲食店やオフィスなどの床のクリーニングに関して悩みがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。